当病院について
快適なアメニティ
吹き抜けのある開放感あふれるエントランス。暖かい光が差し込む大きな窓。四季の移ろいを体感できる花や植物など、快適な療養生活を演出する環境があります。
質の高い医療・看護・介護
受診から入院、退院から社会復帰までのすべてのステージで、質の高いサービスを提供できるように、全職員が一丸となって取り組み、研鑽に努めています。
社会復帰への支援
長期入院されている患者さんの退院と社会復帰を支援するため、患者さんの訴えに耳を傾け、必要な助言や指導を行い、また患者さんの社会生活の安定と充実に向けて、様々な活動を通じてきめ細やかなサポートをしています。
安心の在宅サービス
退院後の生活をサポートするため、訪問看護や訪問リハビリなどの訪問サービスを充実させ、デイケア&デイナイトケア、グループホームなどの社会復帰施設も完備し、患者さんのニーズに合わせた在宅サービスを提供しています。
充実したリハビリ
作業療法士(OT)、理学療法士(PT)、言語聴覚士(ST)などの専門スタッフが、患者さんごとの症状に合わせたリハビリを提供。生活の質向上に向けた取り組みを行っています。また、音楽療法にも力を注いでいます。
心の健康に不安を覚えたらお気軽に診察や相談にお越し下さい。
病院の紹介
桜ヶ丘病院は精神病院として、457床を許可されています。病棟は7病棟になりますが、大きく分けて2つのグループに分けることができます。それぞれ一般精神医療及び認知症医療に対応しています。
精神医療部門について
精神医療部門は、一般の精神病床と変わりありません。統合失調症の患者さんが中心となっていますが、躁うつ病、うつ病(感情障害)などの患者さんも入院し、治療を受けられております。
もちろんこれらの病気は入院治療のみならず、外来にても治療を受けることができます。うつ病、さらにはパニック障害、強迫神経症など神経症領域の患者さんにも主として外来治療で対応しております。思春期の患者さんについても主として外来治療にて対応しております。
思春期の患者さんについては、予約にて診療をおこなっております。
治療に関しては、薬物療法、精神療法が中心ですが、作業療法、レクリエーション療法などもいろいろ工夫を凝らして、社会生活能力の回復のために努力しています。また、デイケア、デイナイトケアも活動しています。
長期にわたるケアの必要な患者さんのためにはグループホーム「プリムラ」、「ハイツ北金沢」が用意されています。
精神医療についての概要は以上の通りです。
認知症医療の取組み
認知症医療についても早くから専門的なケアに取り組んでいます。
せん妄や精神症状を呈した人たちを中心に受け入れています。薬物療法、レクリエーション療法、作業療法などが中心的治療となります。
最近では、特に合併症のある認知症の患者さんをできるだけ受け入れるように配慮しています。内科医が常勤しているため、肺炎、糖尿病など合併症の治療は十分可能です。
急性期を過ぎた患者さんで、家庭に帰る患者さん、近くの施設へ移る患者さん、あるいは遠方の家族の近くへ行かれる患者さんなどおられますが、病院や施設と連絡をとって、それぞれの希望に沿うよう援助をしています。
一部の患者さんでは、最後まで看取るということも現在のところ病院の仕事と考えています。
多くの家族や病院、施設から相談を受け、地域医療連携室のスタッフが入院を含め、いろいろ提案し、患者さん、家族の納得が得られるよう対応しています。